さらんご〜らのフィリピンで隠居暮らし
“さらんご〜ら(saranggola)”とは、タガログ語で「凧」の意味です。
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 “なごり雪”の“Ninsan lang”だった
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◆フィリピンの地名の語源探し
◆フィリピンの珍しい苗字

*参考資料
 フィリピンの概略
 
フィリピンの歴史

 
新聞に出てくる略語
フィリピンの珍しい苗字
 2014年4月の某日、とても珍しい苗字の方と出会いました。
それがきっかけになって、フィリピン人の苗字、Last Nameに興味を持ち始めました。
何にでも好奇心を抱くのは、私の悪い癖です。
それ以前やその後に戴いた名刺やアソシエーション他などで珍しい苗字を拾ってみました。

※ここで言う“珍名”さんとは、さらんご〜らにとってですので、「珍しくないよ!!」等の苦情はご容赦ください。

アルファベット順
ACAPULCO
アカプルコって、どこかのリゾート?
BABAGO
新しくなる、悔い改めのかな?
BALAHIBO
毛むくじゃら...?のBALAHIBOさん
まず、最初のきっかけになった、最も好奇心をかき立てられたのは...BALAHIBOさんです。
"balahibo"はタガログ語で「体毛」を表します。例えば、「チャウチャウの"balahibo"は長くて、フサフサだね!」と言った具合です。その方は女性でしたが... 『こどもの頃、苛められなかったかなぁ〜?!』と心配をしてしまいました。
BILOG
丸、丸さんは日本にもありますね。
BOLBOLLA
名前を呼ぶのも憚られる?!...名前のBolbollaさん
 この方ともメールを通じて知り合いました。
最初は、我が目を疑り...、お会いした時、名前を呼ぶのも憚られました。
相手方も察して、“〇〇と呼んでください”を言ってきました。
街角で大きな声では呼べません。
BRAZIL
ご先祖はブラジル人...?
DIPLOMA
卒業証書さん...?
DUMULA
パラニャケ市内を徘徊している時のこと...、

何かのユニフォームを着ている女子学生風の数人と某スーパーマーケットで遭遇しました。
そのひとりの背中には、背番号の上に“DUMULA(唾を吐いた)"とありました。
何とも行儀の悪い苗字ですね。
ENGLIS
英語しか喋らなかったのでしょうか。
GALANG
礼儀正しいひとだったのかも
GALIT   NEW(08/06)
いつも怒ってばかりいるのでしょうか?
GAMUTAN
ご先祖さんは薬局、病院、医者だったのでしょうか。
GULAYAN
ご先祖は八百屋さんだったのでしょうか。 「野菜」のGULAY + AN
LAPIS
鉛筆、 作っていたのでしょうか、難しそう!
LUMABAN
いつも喧嘩をしていたのか、兵隊さんだったのか...?
MAGALING
何が上手だったのでしょうか?
MALAKI
大きい、何が大きかったのか...?
MALINIS
綺麗、こちらは清潔好きだったのでしょうね。
MAGDAMIT
洋服屋だったのでしょうか?
MAPA
地図 、地図を描くのが上手だった?!
MAYO
5月、日本ではいえば五月さんですね。月の名前は、ファースト・ネームには多いのですが...。
MAGPAYO
タガログ語の"payo"は「助言」の意です。コンサルタントをしていたのかもしれません。
MATA
目、 大きく印象的な目だったのかな?
PAMINTUAN
Pang-Pinto-Anですから、「扉」や「門」を造っていたとか、職業からきたのでしょうか。
PANALO
連戦連勝だったのでしょうか...?
PARIS
パリ...ソシアァ〜ル!!
PUYAT
寝不足、夜行性の方だったのでしょうか?
SABADO
土曜日(SABADO)だけ仕事をしていたのか?
どのような関係があったのでしょう...土曜日と?
SALAMAT
感謝、ありがとうさん!
SULAT
書く、手紙、代書屋さんだったのかも?
TABERNERO
日本語を知らない方には変哲もない名前ですが、日本語を知っていると...「食べろ寝ろ」さん。
TANGAYAN
他人事ですが、心配してしまったのは...、TANGAYANさんです。
この方とはお会いする前からメールでやり取りをしていましたので、予め珍しい...面白い苗字であることは承知していました。
自己紹介された時..."Parang TANGAYAN"と言われたのを聞いて、 『冗談の分かる...奴だ!』と、安心しました。
何を安心したのでしょう(笑)。
TATLONG HARI 
新約聖書から飛び出してきた...TATLONG HARIさん。
直訳すると、「3人の王さま」、英語にすれば..."Three Kings"です。
新約聖書の中で、3人賢者がキリストの生誕地へ向かいます。
いつの頃からは、“3人の賢者”は“3人の王さま”になり、毎年、1月6日は“スリー・キングス・デー”として祝います。
この方の苗字はバイブルそのもの、凄い名前があったものです。
〇〇・〇〇・〇〇
 この方の名前は、ラスト・ネーム、ファースト・ネーム、ミドルネームが同じ三段重ね!
“〇〇”は特段、珍しい名前ではありませんが、ラスト・ネーム、ファースト・ネーム、ミドルネームが全て同じでした。
つまり、サントス・サントス・サントス...のようなものです。
時々、ラスト・ネーム、ミドルネームが同じ方とは出会います。
 日本でもありますね。
例えば、佐藤さんという女性の方が、佐藤さんと結婚して、結婚しても姓が変わらなかった...というお話。
此処までは半分(?)は偶然、縁結びの神さまの悪戯と言えるかもしれませんが、ファースト・ネームまで一緒となると...ねぇ〜。
有名人の珍名さん
 初めてフィリピンにやってきた1989年3月、大量...と言っても14〜5本...のカセット・テープと雑誌、新聞を買って帰りました。当時は今と違って、日本はタガログ語の音楽や出版物を手に入れるのが難しかった!!
 その時に買った雑誌のグラビアに若き日の...ジーン・ガルシアさん。
彼女は1969年産まれということですので、今年...45歳になります。
当時は...8月の誕生日を迎える前でしたか...なんと19歳!
初のフィリピン旅行で知った最初の芸能人で、印象深く憶えています...可愛かったし!!

 そのジーン・ガルシアさんの本名が...MAITIM(黒い)さんでした。
日本にも黒井さんというご苗字はありそうで、珍しくはないかもしれませんが...。
TVのクイズ番組になるほどですので、珍しさを含めて...意味ありのラスト・ネームかなぁ〜と思った次第です。
  (上記3名様:2014年9月29日更新)

CATALOGO ALFABETICO DE APELLIDOS
 1849年11月21日...日本でスト嘉永2年、黒船がやって来る4年前...、当時のフィリピンの宗主国であったスペインは、スペイン語、タガログ語他の言葉から作成した“苗字のカタログ”CATALOGO ALFABETICO DE APELLIDOSを作り、苗字の無かったフィリピン人に対して苗字を義務付けました。
 家族や兄弟でも、異なる姓を選ぶことができたそうです。従って、父親と息子たちの姓が異なった家族もありました。
また、カタログから選ぶ訳ですから、スペインに関わりのない...、血を引かないフィリピン人。中国系の人々もスペイン系の姓を名乗ることができました。故コリー・アキノ大統領の実家、コファンコ家は中国の血筋でありながらスペイン系の姓を名乗っています。

 カミさんの旧姓は、他で出会ったことがなく、珍しい名前なのかな...と思っていました。
しかし、このカタログの中に含まれていました。もし、血筋を1849年まで遡ることができれば、この時に命名されたのかもしれません。

(このカタログについては、もう少し勉強をして、後日アップする予定、積りです)

<資料> フィリピンの苗字...10傑 
 1: Santos  
 2: Reyes
 3: Curz
 4: Bautista
 5: Ocampo
 6: Garcia
 7: Mendoza
 8: Tomas
 9: Andrada
10: Castilo
        
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