“さらんご〜ら(saranggola)”とは、タガログ語で「凧」の意味です。 |
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さらんご〜らの本業は隠居! 隠居仕事の神髄は... ◆庭仕事 隠居暮らしに必携の本・CD ◆お勧めの1冊 ◆お勧めのCD 最初に聴いたのは... “なごり雪”の“Ninsan lang”だった ◆JPM大好き お気に召したらお使いください ◆カウンター 隠居仕事もさまざま... ◆フィリピンの地名の語源探し ◆フィリピンの珍しい苗字 *参考資料 フィリピンの概略 フィリピンの歴史 新聞に出てくる略語 |
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フィリピンの地名の語源には...、 幾つかのパターンがあった!! ◆伝説、逸話が語源に... ◆タガログ語をひと捻り ◆フィリピン人とスペイン人との間で...、 聞き間違い!? View Larger Map |
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ヌエバ・エシーハ州アリアガ、ビビクラット | |||
かなりローカルなネタです。 それに、タガログ語ではなく...イロカノ語です。 北ルソン高速道路(NLEX)をパンパンガのクラークを経由して、 スービック・クラーク・タルラック高速道路(SCTEX)の終点タルラックまで走り、 右方向へ行くと...ヌエバ・エシーハです。 高速道路を降りて間もないサラゴーサ(ZARAGOZA)という街で左折すると、 アリアガの街に至ります。 この街のビビクラット(BIBICLAT)バランガイでは、6月24日に“どろ掛け祭り”が行われます。 このビビクラットの名前が、イロカノ語に所縁があります。 往古の時代、イロコス地方から人々がヌエバ・エシーハに移り住んできました。 その時、人々を案内したのが一匹の毒蛇だったそうです。 毒蛇がこの地まで来て、ここで止まったために、人々は此処が安住の入植地に選んだそうです。 イロカノ語で「(毒)蛇」を“BICLAT”といい、 蛇に案内されて着いた地を“BIBICLAT”と名付けたそうです。 しかし、この話を読んで、得意になってカミさんに言ったところ...、 「“BICLAT"って知らない」とそっけない返事です。 イロカノ語と言っても、本場イロコスでも北と南があるほどですから、 どこのイロカノ語で「蛇」を“BICLAT”というか判明していません。 |
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カビテ州 タガイタイ | |||
昔、昔、父と息子が野ブタの狩りに出かけました。 狩りをする道具は、“Taga”と呼ばれる“鉈”、“蛮刀”だけでした。 父と子は野ブタを追いかけて、山野を走りまわっていました。 その時、一匹の大きな野ブタが草むらから現れ、目の前にいた父親めがけて突進しました。 これに気付いた息子が...、 「鉈...お父さん!」 “Taga Itai!”と大きな声で叫びました。 その声は、遠く山々の頂までこだまして、狩人や木こりたちがその声を耳にしました。 その後、この地域に住む狩人や木こりたちが全員集まった場所で、 この地を“Taga itai”に因んで、“タガイタイ”と呼ぶことに決めました。 |
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カビテ州 シーラン | |||
シーランの街は、カビテ州の東端に位置します。 タガログ語の「東」を“Silangan”と言います。 “Silangan”から“Silang”になりました。 もうひとつは、地形からくるものです。 タガログ語の“silang”は「山と山に挟まれた狭い場所」、「渓谷」という意味があります。 “Silang"の街は、タガイタイの頂上に向かって昇る傾斜地にあります。 そこで、タガログ語の“silang”が語源になったと言われます。 更に、タール火山にまつわる語源です。 タール火山は1754年5月15日に噴火して、周囲に大きな被害をもたらしました。 その噴火でできた街が“Silang”で...、 タガログ語の“silang”、「生まれる」が語源になったといわれています。 |
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リサール州 ビナゴーナン | |||
リサール州のビナゴーナンに住んでいるご隠居さんと知り合いました。 頭の中で“binangunan”と綴ってみました。 タガログ語の文法に従うと...“B-in-angon-an”となります。 語幹の“BANGON”は、「起き上がる」という意味ですから...、 「誰が、誰を起き上がらせた?」という疑問が湧きあがりました。 そこで、ご隠居さんにお尋ねしたのですが、「解らない」ということでした。 それから、機会があるごとにナショナル・ブックストア―で本を探し、遂に、見つけました。 (只今、長文を要約中...。その実、サボっています) |
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