さらんご〜らのフィリピンで隠居暮らし
“さらんご〜ら(saranggola)”とは、タガログ語で「凧」の意味です。
さらんご〜らの本業は隠居!
 隠居仕事の神髄は...
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  隠居暮らしに必携の本・CD
お勧めの1冊
お勧めのCD


  最初に聴いたのは...
 “なごり雪”の“Ninsan lang”だった
JPM大好き

  お気に召したらお使いください
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  隠居仕事もさまざま...
◆フィリピンの地名の語源探し
◆フィリピンの珍しい苗字


*参考資料
 フィリピンの概略
 
フィリピンの歴史

 
新聞に出てくる略語
フィリピンの地名の語源探し
 フィリピンの地名の語源には...、
      幾つかのパターンがあった!!



 ◆伝説、逸話が語源に...
 ◆タガログ語をひと捻り
 ◆フィリピン人とスペイン人との間で...
   聞き間違い!?











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フィリピン人とスペイン人の間で聞き間違い...
カビテ州 バコール
 フィリピンがスペインの植民地だった頃の話です。
 村人たちが集まって、家の周囲に塀を造っていました。
 そこに、スペインの兵隊たちが通りかかり...、
 「この街の名前は何と言う...」と住人に訊きました。
 
  ところが、住人たちはスペイン語が解りません。
 そこで...、
 “何と言ったのだろう”と相談になり...、
 “何をしているのか、と訊いたのではないか...?”という結論となり、塀を造っているので...
 「Bakod(塀)」と、住人たちは答えました。
                
  それを聞いたスペイン人は...「高原」、「サトウキビ畑」などの意味をもつ“Bakoor”と聞き違い、
 以後、バコールと呼ばれるようになりました。
カビテ州 イムス
  フィリピンがスペインの植民地だった頃の話です。
 若い母親が、こどもを寝かしつけるために、もの哀しい歌を歌っていました。
 そこに、スペインの兵隊たちが通りかかり、その街の名前を尋ねました。
 若い母親は、歌っていた子守唄の名前を訊かれたと勘違いをして...、
 “Limos”と歌の名前を答えました。
 
  それを聞いたスペイン人たちは“Imus”と聞き間違い...、
 それ以来、“イムス”と呼ばれるようになりました。
パラニャケ
  スペイン語で“para aqui”と言うと、「此処で止まれ!」という意味になるそうです。
 昔々、スペインの軍隊が、彼の地を通りかかった時、“Para aqui!”と言ったのを聞いて、
 それ以来、彼の地の地名が“Para aqui”となったそうです。
 スペイン語の“Para aqui”を聞いてみますと、“パラニャケ”と聞こえるような、聞こえないような。
 隠居の耳には、“パリャアキ”と聞こえるのですが...。
 本当か、どうかは判りませんが、「此処で止まれ!」が語源だそうです。
マラテ
  昔々、マニラのロハス(大通り)沿いの海で、姉と弟が水浴びをしていました。
 そこへ、スペイン軍の大群が通りかかり、姉にその場所の名前を尋ねました。
 残念ながら、姉は、知りませんでしたので、海で遊んでいる弟に尋ねるため、大声で叫びました。
 その叫び声を海の中で聞いた弟は、驚いて海の水を飲んでしまいました。
 “Maalat! Maalat, eh!(塩辛い、塩辛ぇ〜!)”と思わず叫びました。
 弟の声を聞いた姉は、スペイン軍の兵士に...“Malate”と答えました。
 それ以来、マニラのこの地は...“マラテ”になった...そうです。
        
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